”完全無欠コーヒー”と呼ばれているバターコーヒーですが、しっかり混ぜ合わせないと不味いってご存知でしたか?
「バターコーヒーが不味い…」
「バターコーヒーの攪拌方法が知りたい!」
「攪拌時の注意は?」
というお声をいただくことが多くあります。
バターコーヒーが不味いと感じている人の多くは、正しく攪拌をしていないバターコーヒーを飲んでいたかもしれません。そうだとしたら、油ぎったバター風味のコーヒーは不味いと思います。バターコーヒーをメニューとして出しているお店でも不味いバターコーヒーは多いです。
そこで今回は、バターコーヒーを美味しく飲むために絶対に必要な攪拌という工程について、正しい攪拌方法と注意点を詳しく解説していきます。
<この記事を書いた人>
Naoto:ITテック企業を立ち上げ。自社オリジナル製品「RIO(MCT)」「RIO(GHEE)」の商品企画担当。食事や健康、トレーニングが好き。毎朝、MCTオイルを摂取中。
◆この記事から分かること
✔️バターコーヒーの正しい作り方がわかる!
✔️攪拌方法の注意点がわかる!
✔️おすすめの攪拌方法を知れる!
◆この記事に書いてあること
・なぜバターコーヒーは攪拌が必要なの
・攪拌の際に注意すること3つ
・おすすめの攪拌方法
・まとめ
なぜバターコーヒーは攪拌が必要なの
バターコーヒーに攪拌が必要な理由3つ
バターコーヒーを作る際に攪拌が必要な理由が3つあります。
✔️バターコーヒーで攪拌が必要な理由3つ ・乳化できず、素材が分離してしまう ・消化、吸収が遅くなる ・まろやかさがなくなり、不味くなる |
一つ一つ解説していきます。
✔️そもそも攪拌(かくはん)とは 攪拌とは、泡立てる、かき混ぜる、振り混ぜるなどの意味があり、ミキサーや泡立て器などで材料を混ぜ合わせるようにすることをいいます! |
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①乳化できず、素材が分離してしまう
乳化していないバターコーヒーは不味い
バターコーヒーに含まれるコーヒー、MCTオイル、グラスフェッドバターは、強い力で攪拌しないと乳化状態にすることができず、各素材が分離してしまいコーヒー美味しくないバターコーヒーが出来上がってしまいます。
✔️乳化(にゅうか) 乳化とは水と油が混ざり合った状態のことです。本来、水と油は混ざり合わないものですが、振動や強い力で混ぜ合わせることで乳化状態をつくることができます。 |
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②消化、吸収が遅くなる
攪拌がないと消化・吸収のスピードが遅くなる
攪拌がない場合(乳化していない状態)消化・吸収のスピードが遅くなってしまいます。
✔️中鎖脂肪酸は通常の食用油の4倍吸収が早い バターコーヒーに含まれるMCTオイル(中鎖脂肪酸)とグラスフェッドバターは通常の食用油よりも消化・吸収が早く、脂肪をエネルギーとする働きがあります。 |
消化吸収が遅くなると胃がもたれる場合がある
消化吸収が遅くなるとカレーを食べた後のように胃がもたれるケースがあり、本来のバターコーヒーの効果が期待できなくなる可能性があります。
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③まろやかさがなくなり、不味くなる
バターコーヒーは本来まろやかで美味しい
バターコーヒーはブラックコーヒーの苦味が苦手な方も、グラスフェッドバターの風味やコーヒー豆で美味しいバターコーヒーを楽しむことができます。
攪拌が足りないと油分が分離してしまう
しかし攪拌が足りない場合、 コーヒーの油分とMCTオイルとグラスフェッドバターの油が分離してしまい、油分が多いコーヒーに出来上がってしまいます。
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攪拌の際に注意すること3つ
攪拌する際の注意点3つ
バターコーヒーを攪拌する際、注意するべき点が3つあります。
✔️攪拌する際の注意点3つ ・プラスチック製ブレンダーは使用NG ・耐熱性のあるブレンダーを使用する ・コーヒーの温度に気を付ける |
プラスチック製ブレンダーは使用NG
MCTオイルはプラスチックを溶かす性質がある
実はバターコーヒーに使用するMCTオイルには、ポリエチレン製の容器(プラスチック)を溶かしてしまう場合があります。MCTオイルに含まれる中鎖脂肪酸がポリエチレン樹脂を溶かす性質を持っているためです。
ガラス製のブレンダーを選ぶのがオススメ
溶けたプラスチックが人体に入ったり触れてしまう恐れがあるので、攪拌するためのブレンダーを使用する際はガラス製のブレンダーを選ぶようにすることをおすすめします。
✔️注意点 プロテインを混ぜるプラスチック製のシェイカーも注意が必要です!ご使用の際はお気を付けください。 |
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耐熱性のあるブレンダーを使用する
耐熱性のブレンダーは沸騰消毒ができる
2022年現在、一般家庭仕様のものから店舗でも使用できるような業務用仕様のものまで様々なブレンダーがあります。その中でも耐熱性のあるブレンダーを使用した方が、食品が触れる部分の容器やカッターを沸騰消毒することができるので、衛生的にも長期的に使用することができます。ぜひ、ブレンダーを使用する際は耐熱性のあるブレンダーを使用するようにしてくださいね。
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コーヒーの温度に気を付ける
淹れたてのコーヒーは熱いので注意
淹れたてのコーヒーは熱々の状態です。攪拌させる際は、コーヒーが跳ねないように気を付けてくださいね。
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おすすめの攪拌方法
おすすめの攪拌方法
では、バターコーヒーを作る際に、おすすめの攪拌方法をご紹介します。
✔️おすすめの攪拌方法 ・手軽さを求める方はハンドミキサー ・質を求める方は据え置きミキサー ・習慣化している方は業務用ミキサー |
手軽さを求める方はハンドミキサー
毎日手軽に作れるのがハンドミキサー
バターコーヒーは習慣化して効果を発揮するものですが「毎日バターコーヒーを手軽に作れたらいいな〜」そんなニーズを満たしたものがハンドミキサーです。
✔️ハンドミキサーのメリット ・手軽に作れる ・価格が安いものが多い ・出来上がるスピードが若干早い |
デメリットに注意
しかしメリットだけでなく、デメリットもあるので注意が必要です。
✔️ハンドミキサーのデメリット ・コーヒーが飛び散る可能性がある ・手入れが若干面倒な部分がある ・カップの大きさに注意が必要 |
とにかく時短で楽しみたい人向け
朝時間がないサラリーマンの方やとにかく時短でバターコーヒーを楽しみたい人におすすめです!
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質を求める方は据え置きミキサー
本格的なバターコーヒーは据え置きのミキサー
本格的なバターコーヒーを飲みたい方におすすめなのが、据え置きのミキサー(ブレンダー)です。据え置きブレンダーはスムージーやミックスジュースなどの料理に使用でき、もちろんバターコーヒーを自宅で簡単に作れてしまうため、質の良いバターコーヒーを飲む方にはとてもおすすめです。主なメリットを下記にまとめました。
✔️据え置きミキサーのメリット ・出来上がるスピードが早い ・効率よく攪拌することができる ・バターコーヒー以外の用途でも使える |
攪拌力が強くバターコーヒー以外にも使用できる
攪拌力が強く、バターコーヒー以外にも使用できるのが良いですよね。
デメリットは?
では、逆にデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
✔️据え置きミキサーのデメリット ・比較的価格が高め ・耐熱性があるものを選ぶ必要がある ・場所をとる |
デメリットも把握した上で使用してください
据え置きのミキサーを使用する際は上記のようなデメリットも把握するようにしましょう!
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習慣化している方は業務用ミキサー
最も耐久力がある据え置きミキサー
業務用ミキサーはカフェやスムージー店などに置いてあるようなミキサーです。据え置きの家庭用ミキサーより遥かに耐久性が高く、1日5回転以上ミキサーを使用する家庭(子供がいる家庭など)にはおすすめです。業務用ミキサーのメリットを下記にまとめました。
✔️業務用ミキサーのメリット ・肉や魚など様々な食材で使用できる ・攪拌力がとても強い ・出来上がるスピードが速い |
攪拌力と耐久性を備えたプロ仕様
業務用ミキサーは攪拌力が強く、クリーミーで美味しいバターコーヒーを作ることができます。では、逆にデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
✔️業務用ミキサーのデメリット ・定期的な手入れが必要 ・怪我をする恐れがある ・値段がかなり高い |
値段が20万円を超えるものもある
業務用ミキサーは攪拌力や耐久性が強い分、値段が20万円を超えるものもあります。ただし、使用頻度が高く、本格的なバターコーヒーを飲みたいという方は検討してみても良いのかもしれませんね。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。本記事ではバターコーヒーの攪拌方法や攪拌の際の注意点を詳しく解説してきました。
攪拌時の注意点としてまとめると、
✔️プラスチック製ブレンダーは使用しない
✔️耐熱性のあるブレンダーを使用する
✔️コーヒーの温度に気を付ける
そしておすすめの攪拌方法が
✔️手軽さを求める方はハンドミキサー
✔️質を求める方は据え置きミキサー
✔️毎日習慣化している方は業務用ミキサー
攪拌時はぜひ上記の点に注意して、バターコーヒーを楽しんでください。
他にもバターコーヒーに関する情報を発信していますので、ぜひ気になる記事があれば見てみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。