美容や健康意識が高い芸能人やアスリートも利用していることから注目度が上がっているMCTオイル。そんなMCTオイルですが、
✔️身体にはどんな効果があるのか
✔️デメリットはあるのか
✔️どんなMCTオイルを選べば良いのか
といったことが気になる方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、MCTオイルのメリットとデメリットについて、そして正しいMCTオイルの選び方についてご紹介します。
<この記事を書いた人>
Naoto:ITテック企業を立ち上げ。自社オリジナル製品「RIO(MCT)」「RIO(GHEE)」の商品企画担当。食事や健康、トレーニングが好き。毎朝、MCTオイルを摂取中。
◆この記事からわかること
✔️MCTオイルを使用するメリット✔️MCTオイルを使用するデメリット
✔️MCTオイルの正しい選び方
◆この記事に書いてあるコト
・MCTオイルとは・MCTオイルの効果
・MCTオイルの選び方
・まとめ
MCTオイルとは
MCTオイルとは中鎖脂肪酸
そもそもMCTオイルとは、「Medium Chain Triglyceride(ミディアム チェーン トリグリセリド)」の頭文字を取ったもので、中鎖脂肪酸(ちゅうさしぼうさん)とも呼ばれています。
✔️MCTオイルとは? ・日本語で訳すと「中鎖脂肪酸」 ・ココナッツやパームに含まれる天然成分 ・食用油よりも消化吸収が4倍早い |
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MCTオイルの種類
原料はココナッツとパーム核油の2種類
MCTオイルには主に2種類の原材料から精製されたMCTオイルが販売されています。「ココナッツ由来」と「パーム核油由来(パームフルーツの種からとれる)」、もしくはその混合のMCTオイルです。
✔️パーム核油(ぱーむかくゆ) パーム核油とはアブラヤシの実から採れる油のことです。食用だけでなく洗剤や化粧品にも使用されています。 |
原料以外に異なる点
「原料が違うから何?」という方もいらっしゃるようですが、違いは複数あります。
✔️原料以外の違い ・価格 ・品質 ・香り |
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・価格
パーム核油が原料のMCTオイルは安い
パーム核油由来のMCTオイルはココナッツ由来のMCTオイルよりも価格が安いです。生産性が高く安価で手に入るためです。
インスタント食品の植物性油脂はパーム
パーム核油はMCTオイルだけでなく、インスタント食品や菓子類、化粧品、石鹸などにも使用されていることから、世界的に供給が安定しています。
ココナッツは供給が安定せず高価なものが多い
これに対し、ココナッツは天候などに左右され供給が安定していないことや、生産地が限られていることもあり、高価なことが多いです。
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・品質
ココナッツ由来のMCTオイルは品質が良い
原材料によって品質が大きく変わるということはないと言われていますが、ココナッツ由来のMCTオイルは品質が良いです。体質的にパームオイルが合わない方もいますので、そういった方はココナッツ由来100%のMCTオイルを使用するとより効果を体感できると思います。
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・香り
精製度が変わると香りに違いが出る場合がある
メーカーによって精製度が変わってくると、パーム核油由来とココナッツ由来のMCTオイルでは若干香りに違いが出てくる場合があります。無味無臭と記載してあるのに匂いがあるのは不純物の混入や劣化していることが考えられます。何か違和感を感じたら、メーカーへお問い合わせをすることをおすすめ致します。
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MCTオイルの効果
MCTオイルは美容と健康に密接に関わっている
MCTオイルがここまで話題になっているのは、わたしたちの美容と健康に密接に関わっているからです。
✔️MCTオイルのメリット ・賢く効率良く痩せれる ・脳のパフォーマンスを上げる ・腸内環境が整う ・アンチエイジング ・持久力アップ |
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メリット①「賢く効率良く痩せれる」
✔️痩せる理由 ・消化吸収が早い ・体脂肪として身体に蓄積されずらい ・脂肪燃焼効果がある |
MCTオイルはダイエット効率を高める働きがある
MCTオイルは一般的な食用油よりも消化・吸収が約4倍早く、体脂肪として身体に蓄積されにくいです。また、ケトン体回路の働きを促進し、脂肪を燃焼しエネルギーとして使うことができます。
✔️ダイエット効果を高めるためには ・糖質制限を行う ・バターコーヒーで朝食の代わりに摂取する ・夜摂取したい場合は紅茶などに入れる |
MCTオイルは主に糖質制限ダイエットに有効
MCTオイルでダイエット効果を高めるためには、糖質制限をすることが一番効果的です。MCTオイルは脂質をエネルギー源とするケトン体の働きを促進しますが、糖質を摂取してしまうと、糖質を優先的にエネルギーとし、残った脂質は中性脂肪になります。
朝はバターコーヒー、夜は紅茶に使用
オススメの使い方は、朝食の代わりにバターコーヒーを飲むことです。一日のエネルギー摂取ができるほか、血糖値の乱高下を抑え集中力が持続します。また、夜は寝る2〜3時間前に紅茶にMCTオイルを使用すれば、ダイエット効果とリラックス効果を得ることができます。
MCTオイルダイエットについてもっと詳しく
MCTオイルダイエットをもっと詳しく知りたいという方に向け、MCTオイルダイエットについて詳しく解説した記事を作成しました!ぜひ見てみてください。
<詳しくはこちら>
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メリット②「脳のパフォーマンスを上げる」
MCTオイルは脳の第2のエネルギー源となる、ケトン体を作り出します。
✔️脳のパフォーマンスを上げる ・脳エネルギーとなるケトン体の働き促進 ・実際に認知症改善の研究結果が出ている ・糖質ではないので、血糖値が安定する |
記憶力の向上が期待できるMCTオイル
効果を実感するまでに個人差がありますが、ダイエットだけではなく認知症の予防・改善、記憶力向上が期待できますので、ぜひ継続してとりいれてみてください。
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メリット③「腸内環境が整う」
MCTオイルは腸内改善が期待できる
MCTオイルに含まれる中鎖脂肪酸には、腸内環境を悪くする原因である悪玉菌の活動を抑え、不純物を体外に出すデトックス効果があります。
✔️腸内環境を整える ・悪玉菌の活動を抑える ・不純物を体外へ出すデトックス効果 ・菌やウイルスの予防 |
腸内環境が整うことで体調不良を防ぐことが可能
腸内環境が整うことで、ウイルスや身体の不調を防ぐことができます。MCTオイルを取り入れた腸活も話題で、ヒルナンデスといった各メディアでも紹介されています。
✔️腸活 食べ物や適度な運動で身体の内から整えることで、健康を促進することができる。MCTオイルを腸活で使用している方は多い。 |
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メリット④「アンチエイジング」
MCTオイルはアンチエイジングフード
アンチエイジングフードとして呼び声が高いMCTオイルですが、下記のような効果も期待されます。
アンチエイジング ・シミやシワの改善 ・生活習慣病や心臓保護作用の期待 ・バターコーヒーに使用するとより良い |
老化の予防改善ができる
シミやシワの予防改善ができ、食用油で老化を防止できるのは良いですよね。バターコーヒーに使用することで、コーヒーに含まれるポリフェノールである「クロロゲン酸」の恩恵も受けることができます。
✔️クロロゲン酸 主にコーヒーやじゃがいもに含まれる成分であり、抗酸化作用のほか、脂肪の蓄積も控えることができます。 |
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メリット⑤「持久力アップ」
✔️持久力アップ ・代謝アップ ・脂質をエネルギーとするケトン体 ・脂肪を必要としない競技には相性良い |
MCTオイルは筋肉の持久力をアップさせる
MCTオイルを継続的に摂取すると、体内でのケトン体回路の働きを促進したまま脂質の代謝を上げることで筋肉の持久力がアップすると言われています。
スポーツ選手も数多く使用
サッカー日本代表長友佑都選手も持久力アップのための食事法にMCTオイルを使用しているとのこと。実はRIO(MCT)も水球の日本代表「志賀 光明 選手」を始め、多くのスポーツ選手に使用されています。
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MCTオイルのデメリットは?
ここまでMCTオイルを使用するメリットをご紹介してきました。では逆にデメリットはどんなものがあるのでしょうか。
✔️デメリット ・取り過ぎると肥満に繋がる ・副作用が起きる可能性がある ・必須な脂肪酸ではない |
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デメリット①「取り過ぎると肥満に繋がる」
MCTオイルは肥満につながる可能性がある
MCTオイルは正しく使用しないと肥満に繋がる可能性があります。肥満に繋がる理由として、糖質制限ができていないからです。
体のエネルギー変換の優先度は脂質<糖質
体内に十分な糖質があると、脂肪ではなく糖質が優先的にエネルギー源として消費され、残った脂肪は中性脂肪になります。なので、摂取したMCTオイルがエネルギーとして消費されず、脂肪として身体に蓄積されやすくなってしまいます。
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デメリット②「副作用が起きる可能性がある」
過剰摂取は副作用を引き起こす可能性がある
MCTオイルを多く取りすぎてしまうと、腹痛や下痢、好転作用やめまいなどの副作用を起こしてしまう場合があります。
✔️好転作用(こうてんさよう) 症状が良い方へ転ずるときに起こる一時的な身体の不調のこと。 |
一度に使用していいのは5〜15g程度
なので、MCTオイルを使用する際、一度に使用する量は5〜15g程度をおすすめ致します。※慣れていない方は最初のうちは5gから徐々に増やしていくことが効果を感じやすいです。
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デメリット③「必須な脂肪酸ではない」
n-3系多価不飽和脂肪酸は摂取できない
MCTオイルは中鎖脂肪酸ですが、n-3系多価不飽和脂肪酸と呼ばれる脂肪酸はMCTオイルからは摂取することができません。
✔️n-3系多価不飽和脂肪酸 魚の油として有名なDHAとEPA、エゴマ油や亜麻仁油に含まれるa-リノレン酸などのこと。 |
バランス良く脂肪酸を摂取することが大事
現代人にとって、中鎖脂肪酸とn-3系多価不飽和脂肪酸は欠かせない脂肪酸なので、どちらかに偏ることなく摂取することをおすすめ致します。
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MCTオイルの選び方
MCTオイルは国内だけで約200種類ある
そんなMCTオイルですが、実は国内だけでも約200種類あり、選ぶのが難しいという声をよく聞きます。本記事を見ていただいている方にはぜひ正しいMCTオイルを選んでいただきたく、下記にMCTオイルの選び方をまとめました。
✔️MCTオイルの選び方 ・ココナッツ由来のMCTオイルを選ぶ ・国内充填で選ぶ ・中鎖脂肪酸100%のオイルを選ぶ ・サラサラで無味無臭で選ぶ |
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ポイント①「ココナッツ由来のMCTオイルを選ぶ」
✔️ココナッツ由来が良い理由 ・成分と品質が良い ・安心、安全 ・食用のために精製されたオイル |
パーム核油は元々食用ではない
パーム核油は元々食用洗剤や石鹸などに使用され、その汎用性の高さから食べ物に使用されることが増えていきました。カップラーメンやチョコレートなどです。つまり元々食用ではないもので、体質に合っていない場合がほとんどと言われています。なので原材料で選ぶのであれば、品質が良いココナッツ由来のMCTオイルを選んだ方が無難です。
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ポイント②「国内充填で選ぶ」
国内充填ではないMCTオイルもある
国内だけで約200種類あるMCTオイルですが、国内で充填されていないオイルも多数存在しております。瓶で直輸入されているものなどです。
✔️海外充填のリスク ・不純物が混じっている可能性があるから ・製造過程が不透明 ・輸入の際、酸化してしまう可能性がある |
商品選定の時はラベルを見てみてね
充填先は商品ラベルに記載してあるので、商品を購入する前によく見てみてください。
※RIO(MCT)は群馬県高崎市の工場で充填をしており、実際の充填工程を見た際は、充填するだけでとても多くの工程がありました。 |
↓実際の充填風景
RIO(MCT)は安心安全の国内充填です
確実に不純物は混入しないだろうなといった印象を受け、とても安心しています。
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ポイント③「中鎖脂肪酸100%のオイルを選ぶ(ダイエット目的の場合)」
長鎖脂肪酸を含むMCTオイルもある
MCTオイルの中には中鎖脂肪酸だけではなく、長鎖脂肪酸(C14,C16)を含んでいるオイルもあります。
✔️長鎖脂肪酸(ちょうさしぼうさん) 中鎖脂肪酸よりも炭素数が多く、分子構造が長い。消化吸収は中鎖脂肪酸よりも遅く、エネルギーとして使われにくく、身体に蓄積しやすいのが特徴。しかし、中鎖脂肪酸には含まれないオレイン酸やα-リノレン酸、DHA/EPAなどが含まれている。 |
中鎖脂肪酸100%のMCTオイルがオススメ
ダイエットが目的の方は、消化吸収スピードが早く、脂肪をエネルギーとして使うケトン体回路の働きを促進する中鎖脂肪酸100%のMCTオイルを選ぶのがおすすめです。
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ポイント④「サラサラで無味無臭で選ぶ」
メーカーによって風味や舌触りが違う
実はこれ結構大事です。製造工程がメーカーによって様々で、種類によってココナッツ風味が残っていたり、ドロドロするMCTオイルもあります。
良質で無味無臭のMCTオイルがオススメ
特にバターコーヒーを作る際は、サラサラで香りが無いMCTオイルであればコーヒーの風味を邪魔せず、舌触りよく美味しくいただけます。ぜひ良質で無味無臭のMCTオイルを選定してください。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はMCTオイルのメリットとデメリット、正しい選び方についてご紹介させていただきました。MCTオイルについて少しでも参考になっていただけたら嬉しいです。RIOは国内唯一のバターコーヒーブランドとして、バターコーヒーについての知識を発信しております。ぜひ気になる記事があれば見ていってくださいね。