バターコーヒー作りに欠かせないGHEE(ギーオイル)。
デイヴ・アスプリー著「シリコンバレー式 最強の食事」の中でも、グラスフェッドバターを超える、完全無欠度の高い良質な脂質として紹介されています。
グラスフェッド(牧草)で育ったGHEE(ギーオイル)は、積極的に摂りたい食品ですが、
「価格が高い」
「近くに売っているお店がない」
という声もあります。
そんな時は、GHEE(ギーオイル)を手作りしてみましょう。
自宅でGHEE(ギーオイル)を作る際の、レシピや注意点をご紹介いたします。
そもそもGHEE(ギーオイル)とは
GHEE(ギーオイル)は、インドなどで多く料理に使われるバターオイルです。
インドの伝統的な医学、アーユルヴェーダでも使用されています。
GHEE(ギーオイル)はバターから作られますが、加工の過程で水分やガゼイン、乳糖を除去できるため、バターよりも栄養価が高くなります。
原料は同じですがGHEE(ギーオイル)を作るひと手間で、より質の高い食事にできます。
GHEE(ギーオイル)作りのレシピ
それでは早速、GHEE(ギーオイル)のレシピをみてみましょう。
<用意するもの>
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無塩グラスフェッドバター
※400g以上がおすすめ - お鍋
- 木べら
-
ざるや茶こし、コーヒーフィルターなど
※ギーを濾せるもの - 保管用のガラス瓶
※バターコーヒー用の場合は、必ずグラスフェッドバターを使用してください。
GHEE(ギーオイル)のレシピ
1.無塩グラスフェッドバターを煮る
無塩バターを鍋に入れて、中火で温めます。焦げ付かないように、様子をみながら時々かき混ぜましょう。バターが完全に溶けたら弱火にして、さらに30分程度煮詰めます。
2.泡が細かくなり、透明になったら火を止める
バターを煮詰めると、はじめに大きな泡が立ち、次第に小さくなっていきます。泡が小さくなり、鍋の底がみえるくらいバターが透明になったら火を止めましょう。
3.バター(煮汁)を濾す(こす)
完成したGHEE(ギーオイル)には、灰汁のような不純物が浮いています。キッチンペーパーやコーヒーフィルター、ざる、茶こしなどを使い、透明な部分だけをろ過しましょう。
4.保存容器に入れる
煮沸消毒、アルコール消毒をしたガラス瓶に、GHEE(ギーオイル)を入れたら完成です。手作りしたGHEE(ギーオイル)は、常温で1年程度保存できます。
GHEE(ギーオイル)を作る際の注意点
グラスフェッドバターを煮るだけで完成できるGHEE(ギーオイル)ですが、作る際の注意点がいくつかあります。
事前にチェックして、失敗を未然に防ぎましょう。
400g以上のバターで作る
無塩バターを鍋で煮詰めるだけで作れるGHEE(ギーオイル)ですが、バターの量が少ないと焦げやすくなります。最低でも、400g以上の無塩グラスフェッドバターを用意しましょう。
不純物が取り除かれるため、完成後は9割程度に量が減ります。
作りたい量が決まっている場合は、少し多めにバターを用意しましょう。
焦げ付きに注意する
家庭のコンロによっては、火力が強すぎてGHEE(ギーオイル)が焦げてしまう場合があります。弱火でも焦げてしまう場合は、もち網などを利用して、鍋から火を遠ざけましょう。
作る際は、完成するまで鍋のそばから離れず、焦げないように見守ります。
「シリコンバレー式 最強の食事」でも、焦げた食べ物はハイリスクな食品に分類されています。焦げてしまった場合は、健康のためにも作り直しましょう。
衛生的な容器にいれる
完成したグラスフェッドGHEE(ギーオイル)を、質の良い状態で保管するために、保管する容器は煮沸消毒の上、良く乾かしてからさらにアルコールで消毒しておきましょう。
油で溶けてしまう可能性があるため、プラスチック容器は厳禁です。
結局GHEE(ギーオイル)は作るべき?
GHEE(ギーオイル)の手作りにはメリット・デメリットがあります。
それぞれをチェックの上、手作りするかどうかを決めましょう。
GHEE(ギーオイル)を手作りするメリット
メリット:コスパが良い
グラスフェッドバターは、グラスフェッドGHEE(ギーオイル)よりも価格の安い商品が多いため、GHEE(ギーオイル)を購入するよりも安価にバターコーヒーを続けられます。
メリット:たくさん作れる
GHEE(ギーオイル)はバターコーヒーだけでなく、普段の食事にも使える食品です。パンに塗ったり、炒め物に使ったりなど、使用頻度が多い場合は手作りすると、残りを気にせず使えます。
GHEE(ギーオイル)を手作りするデメリット
デメリット:時間や手間がかかる
GHEE(ギーオイル)を作るためには、30分くらい鍋を監視する必要があります。バターの準備、瓶の消毒、完成後のろ過なども時間を含めると、さらに時間が必要です。
作った後の鍋や木べら、ざるやコーヒーフィルターなどの洗い物もあります。
バターコーヒーを飲む目的が、
「自分の時間を有効活用したい」
「仕事に集中する時間を増やしたい」
という理由の場合は、手作りの時間がもったいなくなってしまいます。
デメリット:衛生面の不安が残る
ギーを保管する容器は、煮沸消毒やアルコール消毒が推奨されます。家庭でもできる方法ですが、管理が行き届いた工場レベルでの消毒は難しく、雑菌などが入ってしまう可能性があります。
GHEE(ギーオイル)の衛生面にこだわるなら、国内工場で加工された市販のGHEE(ギーオイル)がおすすめです。
▼まとめ
GHEE(ギーオイル)を手作りするなら、品質の高いグラスフェッドバターを選んで、衛生的な環境で作業しましょう。
「自分で作るのは大変そう」
「やっぱり衛生面が気になる」
「どのバターが良いのか分からない」
という場合は、味と品質にこだわった市販品が便利です。
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