”奇跡のオイル”との呼び声が高い「ギー」オイルですが
「ギーって常温保存しても大丈夫なの?」
「ギーを冷蔵保存してもいいの?」
「ギーって身体に良いけど、注意点はないの?」
こんな声が寄せられることがあります。
そこで今回は、ギーの保存方法、使用上の注意点について、詳しく解説していきます。
<この記事を書いた人>
Naoto:ITテック企業を立ち上げ。自社オリジナル製品「RIO(MCT)」「RIO(GHEE)」の商品企画担当。食事や健康、トレーニングが好き。毎朝、MCTオイルを摂取中。
◆この記事からわかること
- ギーの最適な保存方法は常温保存
- ギーの冷蔵庫と常温保存の違い
- ギーを保存する際は酸化と水分に注意!
◆この記事に書いてあること
- 最適な保存方法は"常温保存"
- 常温保存しても大丈夫な理由
- 夏場は冷蔵庫保存がおすすめ
- ギーの冷蔵庫保存のメリット
- ギーの冷蔵庫保存のデメリット
- ギー使用上の注意点
- まとめ
最適な保存方法は"常温保存"
ギーの最適な保存方法は冷暗所での常温保存!
ギーの一番最適な保存方法は冷暗所での常温保存です。
✔️常温とは 一般的に常温とは、外気温を超えない温度とされており、15~25℃程度に保存されることを想定して商品設定を行なっている場合がほとんどです! |
高温状態が一時的であれば問題ない
未開封の状態であれば、一時的に室温が高い状態になっても微生物は増殖しない設計になっています。直射日光が当たるような高温の状態が続く場所でなければ、基本的に問題はないです。
ギーを常温保存しても大丈夫な理由
ギーを常温保存しても良い理由を解説
ギーを常温保存しても大丈夫な理由を詳しく解説していきます!
✔️常温保存が良いとされる理由
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①ギーの容器はほぼ瓶であるため
国内充填のギーは常温で長期保存が可能
国内で充填しているギーは、沸騰消毒をした瓶を使い、腐敗の原因となる瓶内の空気を抜いて真空状態にするため、常温での長期の保存が可能になります。
✔️パウチに入っているお得用は注意 稀に瓶に入っていないお得用のパックに入っているギーを見かけますが、長期での保存には適していません。普段使いされる方であれば、瓶に充填されているギーをおすすめします! |
②発生する水分を除去できるため
温度が一定の冷暗所保存は水分の発生を防ぐ
冷暗所での常温保存は、温度が低く一定に保たれているため、水分の発生を防ぐことができます。
✔️温度差の激しい場所は注意が必要 日当たりが良い場所や温度の変動が激しい場所には注意が必要です! |
③ギー自体の分解が起きにくいため
常温保存で起こる「腐敗」
食品によっては常温保存により「腐敗」という現象が起きる場合があります。
✔️腐敗(ふはい)とは 匂いや見た目、味、あるいはネバネバするなど、ヒトの五感で感知できる、ものが腐っている状態。 |
賞味期限内に限り常温保存での腐敗はない
しかし、ギーは製造過程で水分やタンパク質、不純物を取り除いているため、メーカーが提示している賞味期限以内であれば、冷暗所での常温保存で腐敗が起きることはほぼありません。(未開封の場合に限る)
ギーは夏場は冷蔵庫保存がおすすめ
暑い時期が続くようなら冷蔵庫保存がおすすめ
ギーを保存する上で最適な方法は冷暗所での常温保存ですが、夏場のような、あまりに暑い時間が続くようであれば冷蔵庫への保存をおすすめします。
ギーの冷蔵庫保存のメリット
ギーを冷蔵庫保存するメリット
ギーを冷蔵庫で保存するメリットについて詳しく解説していきます。
✔️冷蔵庫保存のメリット
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①固形のまま保存できる
バターのように固形で保存できる
ギーはバターのように固形で保存することができます。
✔️注意点! 常温でも固形のまま保存することができますが、暑い環境に長時間おいておくとギーは溶けてなり使いづらくなってしまいます! |
ギーを固形のまま使用するなら冷蔵庫保存
なので、もしギーを固形のまま使用したいと感じる場合は、冷蔵庫での保存をおすすめします。
②冷蔵による品質や効果は変わらない
冷蔵による品質や効果の影響はなし
ギーは冷蔵によって、品質や効果は変わりません。
✔️ご不明な点があれば… もしご不明な点があればメーカーへ直接お問い合わせをすることをおすすめします。 |
③中〜長期の保存に向いている
ギーは中〜長期の保存に向いている
ギーの冷蔵保存は常温保存と同様、中〜長期の保存に向いています。
✔️市販のギーの賞味期限は大体1〜2年程度
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開封後は3ヶ月を目安に使い切る
開封後はどんなに蓋をしっかり閉めても酸化してしまい、品質が落ちてしまいますので、開封後は3ヶ月を目安に使い切るようにしていきましょう。
✔️注意点
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ギーの冷蔵庫保存のデメリット
ギーの冷蔵庫保存のデメリットについて
ギーを冷蔵庫保存する際のデメリットは下記の通りです。
✔️ギー冷蔵庫保存のデメリット
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①結露による水分発生
冷蔵庫の出し入れには気を付ける
冷蔵庫(特に野菜室)に出し入れすると結露により、瓶や蓋裏で水分が発生してしまい、腐敗により長期間の保存は困難になります。
✔️水分が発生したら… 水分が発生したら、こまめに拭きとるようにしましょう! |
②設定温度を間違えると凍ってしまう
設定温度に気を付ける
冷蔵庫の設定温度にはお気をつけください!
設定温度が低すぎると、ギーが凍ってしまう可能性があります。ギーが凍ってしまうと、スプーンで取り出すのが困難になり、水分が発生してしまう可能性があります。
③蓋の閉め忘れによる酸化
蓋のしめ忘れに気を付ける
ギーを冷蔵庫から出し入れする際、蓋を閉め忘れてしまうとギーが酸化してしまう恐れがあります。
どんな食べ物でもそうですが、酸化するとカビが発生したり、人体に影響をもたらす場合があるので、蓋の閉め忘れには十分お気をつけください。
ギー使用上の注意点
ギーの使用上の注意について詳しく解説
ではギーを使用する上での注意点はあるのでしょうか。
ギーの効果を最大限にするために、気をつけた方が良い点が3つあります。
✔️ギーの使用上の注意
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①ギーオイルの摂りすぎに注意
ギーを一度に摂りすぎると太る可能性がある
結論、ギーは1度に摂りすぎると身体へ負担になってしまうほか、太ってしまいます。
ギーは他の食用油よりも消化・吸収のスピードが早く、脂肪として体内に蓄積しにくいという特徴がありますが、必要以上に摂りすぎると中性脂肪として蓄積されてしまいます。
1度に摂っていい量の目安は5〜15g程度
なので1度に摂っていい量として、5〜15g程度を目安にしてみると良いです。
✔️注意点まとめ
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②糖質の過剰摂取は控える
ギーは糖質との相性がイマイチ
ギーオイルは美容や健康にとても良いとされるスーパーフードです。ただ、ダイエットをしている方や体型維持をしている方にとって、糖質との相性はイマイチなので、糖質との同時摂取は控えた方が良いです。
✔️ギーと相性が良い食べ物
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太る原因の多くは脂質ではなく糖質
太る要因の多くは脂質よりも糖質の方が多いです。体内の脂肪をエネルギー源とする働きのある「ケトン体」は、体内に糖質があると生成されず、脂質はエネルギーになることはなくそのまま中性脂肪となってしまいます。
✔️ケトン体とは ケトン体は脂肪分解の過程で発生する中間代謝産物です。体内の脂肪をエネルギーとして燃焼する状態をケトーシスやケトジェニックといい、低糖質ダイエットは主にこのケトン体の働きを促進させたダイエット方法です。 |
糖質の代わりにギーを摂ることがおすすめ
もしギーを使用した食事を取り入れるのであれば、糖質の代わりにギーを摂るといったことを意識してみてください。ギーを使用した料理として代表的なのが「バターコーヒー」です。
✔️バターコーヒーの特徴
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バターコーヒーについてもっと詳しく…
バターコーヒーについて詳しく知りたいという方向けに、バターコーヒーについて詳しく解説した記事を作成しました!
気になる方はぜひ見てみてください。
✔️バターコーヒーについて バターコーヒーについて詳しくはこちら |
③アレルギーに注意
乳製品アレルギーの方は注意!
ギーは牛乳から出来るバターオイルなので、基本的に乳製品アレルギーをお持ちの方は気を付けた方が良いです。
ギーは乳糖やカゼインが含まれていない場合あり
しかし例外もあり、ギーは乳糖やカゼインが含まれていないケースが多く、アレルギー反応が出にくい場合もあります。気になる方やアレルギーに悩んでいる方はメーカーに直接お問い合わせしてみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事ではギーの保存方法や使用上の注意点などを解説していきました。
まとめると、
- ギーの最適な保存方法は常温保存
- 夏場は冷蔵庫保存がおすすめ
またギーを摂取する注意点として
- ギーオイルの摂り過ぎに注意
- 糖質の過剰摂取は控える
- アレルギーに注意
ギーの保存方法で最適な方法は常温保存ですが、酸化と水分、夏場に気を付けることで冷蔵庫保存もおすすめできます。
ギーを使用する際は、注意点も把握した上で使用してください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。