近年注目度が上がっているバターコーヒーやサラダ、トーストなどに使用する食用油「MCTオイル(中鎖脂肪酸)」。
実はMCTオイルには「副作用」があるってご存知でしたか?
本記事は、MCTオイルの副作用について、また、MCTオイルの副作用を理解した上で安全に効果的に使用するにはどのようにすればよいのかを徹底解説していきます!
<この記事を書いた人>
Naoto:ITテック企業を立ち上げ。自社オリジナル製品「RIO(MCT)」「RIO(GHEE)」の商品企画担当。食事や健康、トレーニングが好き。毎朝、MCTオイルを摂取中。
◆この記事から分かること
✔️MCTオイルがどんなオイルか理解できる!✔️MCTオイルにどんな副作用があるのか知れる
✔️MCTオイルを安全に健康に使えるようになる
◆この記事に書いてあること
・MCTオイルとは
・MCTオイルの副作用と対策について
・MCTオイルを正しく使用しよう
・まとめ
MCTオイルとは
MCTオイルとは
MCTオイルとは、日本語で中鎖脂肪酸と呼び、ココナッツやパームに含まれる天然成分です。
✔️MCTオイルとは ・ココナッツやパームに含まれる天然成分 ・日本語で「中鎖脂肪酸」 ・無味無臭(メーカーによる) |
MCTオイルは体脂肪が蓄積しづらい
MCTオイルは消化・吸収が速く、体脂肪として蓄積しづらい特徴があります。
✔️詳しく解説した記事について MCTオイルについて詳しく解説した記事を執筆しました。気になる方はぜひこちらをみてみてください! |
MCTオイルと運動・スポーツは相性◎
また、MCTオイルは脂質をエネルギーに変換するケトン体回路という働きにより、糖質制限ダイエットやアスリートの持久力向上と相性が良いです。実は多くのアスリートや芸能人にも愛用されています。
✔️MCTオイルを使用している有名人 ・サッカー日本代表 長友佑都 選手 ・かまいたち 山内 さん ・女優 内田理央 さん など |
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MCTオイルが広がった理由について
✔️MCTオイルが広まった理由 ・きっかけはIT起業家が著者の本 ・美容、健康との相性が良い ・用途が多い |
1人のIT起業家から広まった
MCTオイルは、アメリカ・シリコンバレーのIT起業家であるデイブ・アスプリーが著者である「シリコンバレー式 自分を変える 最強の食事」にて紹介されたバターコーヒーがきっかけで、爆発的に広がっていきました。
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MCTオイルの副作用と対策について
MCTオイルには副作用がある
ここまでMCTオイルの良い面をお話ししておりましたが、冒頭にもある通り、実はMCTオイルには副作用があります。
✔️MCTオイルの副作用 ・腹痛、下痢、胸焼け ・吐き気、めまい ・痩せずに太る |
・腹痛、下痢、胸焼け
デトックス効果による腹痛や下痢の発生
MCTオイルは身体の不純物を外に出すというデトックス効果があり、慣れないうちやMCTオイルの大量摂取は、腹痛や下痢、胸焼けの原因になる場合があります。
✔️デトックス効果 体内に溜まった毒素や老廃物を排出し、心身ともに健康に導くこと。それにより、身体の新陳代謝が高まり、美容効果が期待できます。 |
腹痛の原因は小腸内の水分量が多くなること
MCTオイルは消化吸収のスピードが速く、消化吸収が速くなると、小腸内の浸透圧が高くなってしまい、その結果、浸透圧を下げようとたくさんの水分が小腸内に引き寄せられます。小腸内の水分量が多くなってしまうと、腹痛や下痢、胸焼けを引き起こしてしまいます。
対策:一度に大量摂取しない
一度にMCTオイルの大量摂取は避ける
対策として、一度にMCTオイルを大量摂取しないように気を付けることが重要です。
✔️対策まとめ ・一度に摂取する量の目安は5~15g程度 ・慣れていない方は5gを目安に ・牛乳やヨーグルトなどの乳製品と摂取 |
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・吐き気、めまい
吐き気やめまいが起きる可能性がある
MCTオイルを摂取した際、吐き気やめまいを引き起きてしまう場合があります。原因としては、好転反応やケトン体の過剰な増加が考えられます。
✔️好転反応 好転反応とは、身体が正常な状態に戻るために起こる、一時的に症状が悪化したような状態のことです。調整反応とも呼ばれています。 |
原因は過労やストレスなどもある
好転反応に加えて、過労やストレス、環境の変化などによりケトン体回路の働きが活発になり、血液内の酸素が減り、吐き気やめまいを引き起こす可能性もあります。
対策:無理せず使用すること
自身の体調が悪いときや、環境が変化したときは摂取を控えてください。異常があった際は服用を控え、医師に相談するようにしましょう。
✔️対策まとめ ・体調が悪い時は摂取を控える ・妊娠中や生理中は摂取しない ・身体の状態を確認した上で摂取する |
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・痩せずに太る
MCTオイルは痩せずに太る可能性がある
中鎖脂肪酸100%で生成されているMCTオイルですが、ダイエット効果があるとされている一方、痩せずに太る可能性があります。原因は糖質制限ができていない可能性が高いです。
✔️なぜ糖質は太るのか? 糖質を摂りすぎると血糖値が急激に上昇し、インスリンが大量に分泌される。インスリンは、エネルギーとして利用されなかったブドウ糖を中性脂肪にして身体に蓄える働きがある。 |
対策:糖質制限を行う
糖質制限がダイエット成功の鍵
MCTオイルは糖質との相性が良くありません。ダイエットを目的とされているのであれば、まずは糖質制限を行いましょう。
✔️対策まとめ ・まずは糖質制限を行う ・過度な糖質制限には注意 ・目的をしっかりと持つ |
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MCTオイルを正しく使用しよう
MCTオイルは本来身体に良いオイル
MCTオイルは正しく使用すれば身体にとてもいい食用油です。
✔️正しい飲み方まとめ ・一度の摂取量は5〜15g程度 ・しっかりと「混ぜる」 ・加熱はNG |
摂取量は5〜15g程度
MCTオイルの摂取量は1度に5〜15g程度
MCTオイルを摂取する時は5〜15g程度、一日1〜3回に分けて摂取することがおすすめです。
乳製品と一緒にとると腹部への刺激を抑える
また、牛乳やヨーグルトなどの乳製品、豆乳などの大豆製品と一緒に摂り、乳化させることで腹部への刺激を抑えることができます。
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しっかりと「混ぜる」
料理に使用する場合はしっかり混ぜる
無味無臭の透明なオイルなので、飲み物や食べ物に混ぜたりかけたりすることができます。バターコーヒーとの相性は特にいいです。MCTオイルを使用する際はしっかり攪拌してください。
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加熱はNG
MCTオイルの直接の加熱は控える
MCTオイルは一般的な油と違い、揚げ物や炒め物に使うことができません。直接の加熱は控えてください。沸点160℃を越えなければ問題はないので、料理にかけたり、コーヒーと混ぜてバターコーヒーを作るの際に問題はありません。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
中鎖脂肪酸100%で生成されているMCTオイルは、美容と健康に特化したオイルです。MCTオイルは正しく使用することで、より効果を感じることができます。ぜひ正しい知識を身につけて、MCTオイルを普段の生活に取り入れてみてください。
RIOは国内唯一のバターコーヒーブランドとして、バターコーヒーに関する知識を発信しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。